2004年度 過去の放送内容 BNUメールマガジン・バックナンバー
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♪ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-08-14)♪
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今日8月14日(土)のパーソナリティーは、
FMきららの伊藤美礼さん。
ナビゲーターは、
防災ネットワークうべ(BNU)の三浦房紀理事長でした。
今週は、
『FMきらら in きららサマーカーニバル』というとで、
山口県立きららスポーツ交流公園からのサテライト生放送でした。
山口県立きららスポーツ交流公園
http://www.kirara-sports-park.jp/kirara/servlet/RequestController
きらら浜のビーチカフェテラスからの生放送で、
まさに、「BOUSAIカフェ!」といったとっても明るい雰囲気♪でした。
さて、
今日のテーマは、
「防災におけるハザードマップの役割」
「『防災の日』について」です。
まずは、ハザードマップについてのお話。。。
まずは、ハザードマップについてのお話なんですが、
ちょっと聞きなじみがないんですけれども・・・。(伊藤さん)
そうでしょうね。
先日内、新潟県とか福井県とかで、大変な水害がありましたね。
それから、四国地方も大変な洪水で大変な被害がありましたね。
ニュースでも、ときどき、ハザードマップという言葉を言い始めてますね。
もともと、この「ハザード」とは、「災害」とか「被害」という意味です。
だから、「マップ」は、「地図」っていう意味ですので、
「ハザードマップ」というのは、
災害とか被害とかを予測して地図の上に書いたものです。(三浦理事長)
なるほど。
そういえば聞いたことありますね。
最近は、住民の方々の防災意識とかが高くて、校区で集まって
危険箇所をまわって、「このへんが危険かなぁ」ってチェックリストを
作っているという話を聞いたことがありますけれども。(伊藤さん)
その話も、今日しようと思いますけれども、
もともと、ハザードマップといいますのは、
もう20年位前になるんですけれども、
アメリカでセントへレンズという火山があるんですけれども、
アメリカとカナダの国境に近いところにあるんですけれども、
それが、噴火したときにですね、噴煙がどちらにいくとか、
噴石がどこに飛んでいく、溶岩がどちらに流れていくとか、
そういうものを、いち早く予測して、住民の人に公開したんですよね。
それによって、ずいぶん人の命が助かったということがあるんですね。
それ以来、ハザードマップというものが、一部の人には、防災関係の人には、
広めたいという、そういう動きがあったのですけれども、
日本ではなかなか、うまくいかなかったんですよ。
それは、なぜだと思います?(三浦理事長)
USGS(アメリカ地質調査所)/セントへレンズ火山 ハザードマップ(1995)
http://vulcan.wr.usgs.gov/Volcanoes/MSH/Hazards/OFR95-497/hazard_map.pdf
なぜなんでしょう?ん〜〜〜??(伊藤さん)
日本はですね、いろんな意味で土地というのが、
ものすごく大事なんですよね。土地の値段といいますかね。
例えば、地震が起こって、ここはよく揺れるから、
被害が大きくなりそうな土地だとか、
台風がやってきて、例えば、高潮が起こると水没する可能性が
高いということになると、土地の値段が下がるんですよね。(三浦理事長)
は〜〜〜。やっぱりね。(伊藤さん)
下がるかどうか知らないんですよ。分からないんですよ。(三浦理事長)
えっ、分からないんですか。(伊藤さん)
分からないんですよ。(三浦理事長)
分からないけど、そうなる可能性があるということですか?(伊藤さん)
そうなるんじゃないかと思って、みんなが心配して言わない。
行政の方は、やはり、土地の値段よりも人の命のほうが大事だから、
公開したいという気持ちは、ずーっとあったんですけど、
中には、公開してもらっては、困るという意見なんかがけっこう寄せられまして、
なかなか、公開っていうところまで、いかなかったんですね。(三浦理事長)
でもね〜やっぱり人の命とどちらが大切かってことになりますよね。(伊藤さん)
それで、阪神淡路大震災で相当ひどい被害を受けたわけで、
やはり、情報公開ということもですね、やらなければいけないということで、
ずいぶん住民の人の考え方も変わってきまして、
それで、最近では、むしろ土地の値段とかそういうことよりも
自分がどういったところに住んでいるのかということを
知った方がいいという考え方が支配的になってきたわけですね。
それで、ハザードマップというものが、
だんだん一般の目に触れるようになりました。(三浦理事長)
それで今、やっぱり校区でそういうものを作って、
みんなで勉強会などを開いているんですね。(伊藤さん)
災害が起こったときには、
まず自分が何とかしなければいけないんですよね。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
例えば、ケガをしたときに、
救急車がくるには、やはり時間がかかりますよね。
平均3分か4分位だそうですけれどね、宇部市の周辺ですとね。
それでも、それだけ時間がかかるわけですよね。
だから、その間をどうするかっていうことが、
非常に大事なわけですよね。(三浦理事長)
応急手当が必要ですよね。(伊藤さん)
今、応急手当の話をしましたけども、災害が起こったときも同じことが言えて、
何をするにしても、行政がやるまでにはそうとう時間がかかるんですよね。
だから、その間どうするかっていうことは、日頃からの私たちが、
一人一人がきちんと考えておく必要があるんですよね。(三浦理事長)
そうですね。
大きな災害になると、行政自体もパニックを起こしている場合もありますので、
そうすると、やはり、自分で行動しなくちゃいけない、
待ってると何もできないっていう時間が多くなってしまうんですよね。(伊藤さん)
それで、まず、なにか起こったときに、どうしてらいいかってことを考える基本は、
自分の住んでいるところがどういうところか、
あるいは、自分にはどういう危険な可能性、危険なことがあるかっていうことを
あらかじめ知っているのと、まったく日頃から考えていないのでは
全然対応が変わってくるんですよね。(三浦理事長)
そうですね。
じゃあ、日頃からそうしたこともしっかり考えておかないといけませんね。
ハザードマップの中には、その危険箇所以外にも
いろいろと記載されているんですか。(伊藤さん)
ええ。ハザードマップそのものは、普通は、国が作ったり、県が作ったり、
あるいは、市町村が作ったりするんですけどね。
さらに1歩進めて、そこに住んでる人たち、自治会の人たちが中心になって
自分たちで作ろうっていう動きが今ずいぶん始まってますよね。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
宇部市なんかも、今年も、去年も、おと年もやりましたけれども、
そのときに、今、美礼さんが言われたように、危険なところだけではなくて、
どこにいざとなったら逃げたらいいかとかですね。(三浦理事長)
避難場所。(伊藤さん)
そう、避難場所。
それから、ただ避難場所は、ある程度、限られていますから。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
そこに行くまでに、
まず、いったん、どこに行けば安全かというようなこともね。(三浦理事長)
そうですね。
自分の身の安全の確保しなければいけませんからね。(伊藤さん)
それとか、どこに公衆電話があるかとかですね。(三浦理事長)
それは、大事ですね。
今、ついつい携帯電話を持ってるので、
もう分からなくなっていますよね、実際。(伊藤さん)
日頃はね、その携帯電話、ものすごく便利でついつい頼っているんですけれども、
災害が起こりますと、「輻輳(ふくそう)」って言うんですけれどもね、
一気にたくさんの人が通話しますので、制限がかかるんですよね。(三浦理事長)
そうですね〜ときどき年末年始など、
通話できない状態になることがありますけど、ああいう状態ですよね。(伊藤さん)
ええ、ああいう状態になりますからね。
だから、そのときには、公衆電話は、割と使えるんですよ。
場合によっては、ただで使えるようになるということもNTTもサービスしますので、
そういうことを知っている、それから、公衆電話がどこにあるのかっていうのを
知っているっていうことでも、ずいぶん違うんですよね。(三浦理事長)
そうですよね。(伊藤さん)
それから、あわせて言えば、NTTの伝言ダイヤルサービスとかありますよね。
そういうことも、そのマップの中に、マップの上に
書いておけばいいわけですよね。(三浦理事長)
NTT西日本/災害用伝言ダイヤル インターネット情報
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
NTT東日本/災害用伝言ダイヤル インターネット情報
http://www.ntt-east.co.jp/voiceml/
は〜〜〜、伝言ダイヤルサービス。
これは?(伊藤さん)
「177」だったと思うんですけれども、伝言をするわけです。
あの、伝言って、伝言するってのも変ですけど。(^^;)(三浦理事長)
(※訂正→「177」ではなく「171」の誤りです。「177」は天気予報です。)
あの〜留守番電話に入れるような形で、入れるんですかね。(伊藤さん)
あ、そうそう、そんなかんじ。
NTTの交換手の方が、どうしてください、どうしてくださいと
案内がありますからそれに従ってやれば
自動的に伝言が伝えられる、残せる、記録できるわけですね。
ですから、それを聞けば、今どこにいるんだなとか、
大丈夫なんだなということが全部分かるわけですね。(三浦理事長)
周りの人たちに自分が安全であることを知らせることができるということですか。
なるほどね。(伊藤さん)
それから、今話題になっていますのはね、
それぞれ町内会とか自治会が単位で、地域が単位になって作っている防災マップ、
これ、非常に生活に密着している情報なんかがあるんですけれども、
市とか町が作っている防災、ハザードマップもあるんですよ。(三浦理事長)
別に?(伊藤さん)
はい。
まだですね、宇部市はまだ作ってないんですね。
山陽町は作ってます。これは高潮のハザードマップを作ってます。
それから、防府市は、佐波川のハザードマップを作っていますね。
で、それからですね、椹野川の関係では、山口市と小郡町が作っていますね。
ですから、それは市町村が作りまして、各家庭に配ってくれるんですよ。
そこには、どういうふうに情報が伝わるかとか、
どこに避難場所があるのかとか、避難場所の電話番号とか、
そういうものが詳しく書いてあるんですね。(三浦理事長)
ほ〜なるほど。(伊藤さん)
それとか、日頃からどういうものを準備しとかんといかんかとかですね、
そういうことが、全部書いてあるんですよね。
宇部市もそのうち作ることになると思いますけれどもね。(三浦理事長)
そうなんですか。
ちょっと、それを聞いて安心しました。
今、お伺いしようかと思ってたんですよね。
やはり、数年前に、大きな台風がきて、災害が起こりましたので、
そういう点では、必要かなと思いますね。(伊藤さん)
だから、今は、宇部市では、校区が中心になって作っていますね。(三浦理事長)
そういったものも、もちろん必要ですし、
それから行政が作ったものも、照らし合わせながら
見ていく必要があるのかもしれませんね。(伊藤さん)
それとですね、
今日ぜひ、これだけは、覚えていただきたいなっということはですね、
災害っていうのは、いつ起こるか分からないんですよね。(三浦理事長)
そうですね。
みんな、起こると思ってないからですね。(伊藤さん)
思ってないでしょうね。
僕なんか、例えば、今日のようなこういったところに来ますとね。
まず、今地震が起こったらどうしたらいいかとか、
そのへん、まず、考えるんですよ。(三浦理事長)
おおっ、どうしますか?(伊藤さん)
まず、上を見ますね。
上を見て、落ちてくるものはないかどうかっていうのを見ますね。
それから、横を見て、倒れてくるものはないかどうかっていうのを見ますね。
今日は、海岸にいますので、液状化が起こるかなぁとかですね。(三浦理事長)
は〜〜、液状化・・・、これは?どういう?(伊藤さん)
地盤がですね、今、上を歩くことができますよね。
あるいは、ドームなんかも建っていますけど、
地盤がですね、地震によって揺られますと、揺すられますと、
泥水みたいになってしまうんですよ。(三浦理事長)
はい。(伊藤さん)
そうすると、当然、上の重いものは沈んでしまいますし、
地下にあるタンクとかですね、マンホールなんか浮き上がってしまうっていう、
そういうことが起こって、生活がものすごく不便になりますね。
それよりもなによりも、
ケガをしないっていうことが一番大事ですから。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
まず、上を見て、横を見て。(三浦理事長)
ここだったら、三浦先生はどこに避難しますか。(伊藤さん)
あ〜、今、僕は多分ここだったら動かないでしょうね。(三浦理事長)
動かないですか?(伊藤さん)
ここステージですからね、このステージの、これどうなっているんですかね。
間が離れるっていうことがあるんですかね?
そうすると、下に落ちる可能性があるけれども、
それ位だったら大丈夫だろうと。(三浦理事長)
(一同笑)(^^;;
そこまで考えて、この「BOUSAIカフェ in きらら浜」、
こちらにお越しになっている三浦先生がすごいなと思いました。(伊藤さん)
いやいや、僕は、東京にもよく出張するんですけどね。
羽田に着くでしょ、そうするとまずですね、
地震が起こったら、最初に声を掛けるのは、
自分だと思っているんですよ。(三浦理事長)
ほ〜。(*゜.゜)(伊藤さん)
私の言うことを聞きなさいって。(三浦理事長)
ほほほ。ヾ(  ̄▽)ゞ(伊藤さん)
というのはですね、慌てないっていうことを言おうと、まずね。(三浦理事長)
そうですね。
実際ですね、この間も福井で災害が起きましたけど、
ああいうときに、リーダーシップをとってくれる人っていうのが
すごく少なくて困ってらっしゃったみたいですね。(伊藤さん)
そうですね。
なかなかね、日頃から考えてないとできないことなんですよね。
ほとんどの人が災害に対して、素人なわけですよね。
ほんとに災害のプロという人は非常に少ないわけですから、
それでも、なにか、まず、落ち着くということ、
「落ち着きましょう」という第一声を誰かが発する場合と、
発しない場合ではその後がずいぶん変わってきますね。(三浦理事長)
そうですね。パニックみんな起こしているときに、
1人、声を上げてくれることによって、
「はっ!冷静にならなきゃ」って思うものなんですよね。(伊藤さん)
そう思いますね。
ですからね、僕は、家内とよく映画に行くんですよね。
そのときもね、家内はどう思っているかは分かりませんけど、
私は、まず、火事が起こったら、どうしようとか。(三浦理事長)
考えながら映画館に入っていくんですか?(伊藤さん)
ええ。(三浦理事長)
ほ〜。(*゜。゜)(伊藤さん)
帰るときは、涙を流しながら、感動して出てますけど。(三浦理事長)
(一同笑)σ(^_^;)
忘れてるんじゃないですか?(伊藤さん)
忘れているかも。(^^;; (三浦理事長)
ここで、1曲。。。一休み。。。
「FMきらら in サマーカーニバル」ということで、
きらら浜の前からお届けしているんですが、
その気分ですね、かなりカフェの気分でお送りしていたので、
話がぶっ飛んでしましたけれども・・・(^^;)(伊藤さん)
そうですね。
1つだけ覚えて帰って欲しいということを言いながら、
それ言うのを忘れてましたね。(三浦理事長)
その1つはなんなんだぁ〜〜!!って、
みんな思ってたに違いないですね。(伊藤さん)
はい。
ぜひ、今日、お帰りになりましたら、
災害が起こったときには、どこで落ち合うかっていうことを
決めていただければと思います。(三浦理事長)
それだけでも、決めておくと決めておかないとでは、
ずいぶん違ってきますね。(伊藤さん)
どこで、会うかということを、これだけは、
ぜひ決めておいていただければと思います。(三浦理事長)
そうですね。
家族とちゃんとね、相談しておいていただきたいと思います。(伊藤さん)
それから、どういうふうに連絡を取り合うかということですね。
それは、今日、家族会議を開いていただいて、
ぜひ、決めておいていただければと思います。(三浦理事長)
今、お盆シーズンですからね。
家族会議、開きやすいですね。(伊藤さん)
そうですね。(三浦理事長)
はい、ということです。(伊藤さん)
それが、今日の1つのお願いです。(三浦理事長)
はい。そして続いてのお話なんですが、
このFMきららもそうですけれども、
やはり、いざというとき、災害などが起こったときに、
とても大切な役割を果たしますよね。(伊藤さん)
そうですね。
実はですね、先ほどからですね、
ちょっと感慨にふけっているところもありましてですね。
もう10年位前から、
私、あの、ずーっとコミュニティーFMを作りましょうっていうことを、
ずーっと言っていたんですよね。
防災には、このコミュニティーFMっていうのが非常に役に立つんですよ。
日本で2番目に守口市というところでできたんですけれども、それはもう、
防災を念頭において立ち上げたコミュニティーFM放送局なんですよね。
地域に必要に、本当に必要な、「かゆいところに手が届く」っていいますかね、
災害のときに、ほんとに役に立つ情報っていうのは、
コミュニティーに密着した放送局でないと
なかなか情報の収集、提供ができないんですよね。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
そういう意味で、コミュニティーFMが、きらら博を契機にですね、
できたっていうことで、非常に、一種の感慨にふけっているとこあるんですよね。
ここでできた、ここで今のきららがスタートした。(三浦理事長)
はい。2年前。(伊藤さん)
はい。とてもうれしいですね。(三浦理事長)
じゃもう、ほんとうに三浦先生にとっては、
このFMきららは子供のようにかわいいと?(伊藤さん)
ええ。まあ、ええ。(三浦理事長)
まあ、ええって、あれ〜?(伊藤さん)
いやいや、自分が子供だからまだ、ね。(三浦理事長)
そんなことはありませんが〜。ゞ( ̄∇ ̄;)
まだ、FMきらら聞いたことがないって方、
まだ会場の中にもにいらっしゃるかもしれないですね。
そういった方々もですね、
これを機会にどんどん情報を仕入れてもらいたいですね。(伊藤さん)
そうですね。
それであの、もっとうれしい動きがありましてね。
このFMきららに限らず、他の市でもコミュニティーFMが、
どんどん立ち上がってるんですよね。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
それで、それを、また今度、ネットワークして、ネットワーク化してですね、
また防災の情報をいろいろ交換しましょうという、
そういう動きが起こりつつあって、
防災を専門にしている私としては、
非常にうれしいことなんですよね。(三浦理事長)
連携していくってのも大切なことですよね。(伊藤さん)
だから、災害っていうのは、
1つの町、1つの市に、ちょうど市の境とか町の境で、
パッとこっちやめた、こっちやろうとか、
そういうことありませんからね。(三浦理事長)
そうですね。(伊藤さん)
境界、関係なしにやってきますからね。
隣どうしの連携っていうのがとても大事になってくるんですよね。
そのときに、コミュニティーFM放送局どうしが、
連携をとるっていうことはとても大事なことで、
住んでいる人にとって、とても意義のあることだと思うんですよね。(三浦理事長)
なるほど。そのあたりも。
これからどんどん、あなたの街にもコミュニティーFM出現すると思いますが、
ぜひ情報源として聞いていただきたいですね。(伊藤さん)
そうですね。
9月1日が「防災の日」っていうことになってるんですよね。(三浦理事長)
はい。これは、なんでなんですか?(伊藤さん)
これは、今から81年前になるんですけれども、
1923年に関東大震災が起こりまして、
14万人以上の人が亡くなったんですけどね。
その関東大震災を忘れないためにということで、
9月1日、地震の起こった日を「防災の日」ということで決めて、
その前後一週間を防災週間ということで、
日本全国いろんなところで防災に関する行事、訓練が行われます。(三浦理事長)
ということは、山口県でも行われるということですよね?(伊藤さん)
ええ。
山口県もですね、(8月)29日、日曜日に山口市内で行われます。
大殿小学校とかですね、自衛隊とか、
そういったところを舞台にですね、行われます。
ですから、興味のある人はぜひ参加していただければと思います。(三浦理事長)
山口県 消防防災課/「2004年総合防災訓練」
http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/shobo/kunren/2004yamaguchi.htm
そうですね。
興味のある人というか、興味をもってもらわなければいけませんよね。(伊藤さん)
宇部市の防災訓練は、27日、金曜日ですね。
8月27日ですね。
今年は、厚南校区で行われます。
厚南小学校で行われます。午前中ですね。(三浦理事長)
これはどんなことをするんですか?(伊藤さん)
まずですね、うれしいことに、
自主防災組織がですね立ち上がりましたので、その結団式がまずありますね。
それから7月、1ヶ月かけて、先ほどお話ありました
防災、ハザードマップを作りまして、その校区の人が、4チームに分かれて、
それぞれその成果を発表していただくんです。(三浦理事長)
これは同じ箇所に4チームに分かれて探すんですか?
厚南校区を4つに分けましてね、中心の場所があって、
そこを地図に安全な場所、危険な場所を落としている。(三浦理事長)
1年に1度チェックしているということですか?(伊藤さん)
今年が初めてでしょうね。たぶん。
初めてハザードマップ作りましたからね。(三浦理事長)
いろんな校区が作っている中で、
今回は、厚南校区が初めてハザードマップを作ると。(伊藤さん)
昨年は、原校区が作りました。(三浦理事長)
レポートに行きました。(伊藤さん)
じゃ、今年もぜひ厚南小学校へ。(三浦理事長)
そうですね。
はい、防災の日にちなみまして、
防災週間が9月1日より1週間前から行われるということで。(伊藤さん)
その前後で。(三浦理事長)
県では8月29日に、そして宇部市では27日に行われますので、
ぜひ足を運んでください。
そういうことで、「ようこそBOUSAIカフェ!」、
そろそろお別れの時間が近づいてきておりますよ。(伊藤さん)
あっという間の30分ですね。(三浦理事長)
そうですよね。(伊藤さん)
そうですね。また、最後に1つだけ。(三浦理事長)
はい。お願いします。(伊藤さん)
防災っていうのはですね、ちょっとしたことを知っているか知ってないかで、
全然結果が違ってくるんですよね。(三浦理事長)
そうですよね。(伊藤さん)
だから、ほんとにチョッとのことでいいですから、
少しずつ防災に対する知識を
積み重ねていっていただきたいなっていうふうに思います。
それによってですね、ケガをしたり、しなかったり、
最悪の場合にはですね、命を落としたり、
幸いにも落とさなかったり、ほんの紙一重なんですよね。
その紙一重は、そのほんのチョッとしたことを
知っているか知っていないかで決まってきますので、
ぜひ、そのへんのことを日頃からお考えいただければと思います。(三浦理事長)
そうですね。
今年は、早くから台風が山口県の方向に向かってやってきてましたし、
また、これからも台風が多く発生する時期に入ってきますので、
その辺り、みなさんも十分に気を付けてください。
そういうことで、お別れの時間がやってきました。(伊藤さん)
ヾ(*゜ー゜)ノ~~~☆サヨナラ〜♪☆
以上、ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-08-14)でした。