2004年度 過去の放送内容 BNUメールマガジン・バックナンバー

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♪ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-08-28)♪
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今日8月28日(土)のパーソナリティーは、
FMきららの伊藤美礼さん。
ゲストは、自然とともに歩む
日本気象予報士会理事の弘中秀治さんと、
一般リスナー代表ということで、宮本ミカさんでした。

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■今日のテーマは、
 「8月28日は、『気象予報士の日』」です。
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今日はですね、宇部市防災課の弘中さん、
今日はこちらの肩書きの方がよろしいんでしょうね。
自然とともに歩む、日本気象予報士会理事の弘中秀治さん。(伊藤さん)

はい。弘中です。(弘中さん)

はい、よろしくお願いいたします。(伊藤さん)

すごいですね。日本とともに・・・。
あっ!失礼!自然とともに歩む。
日本気象予報士会。(伊藤さん)

ははは。(^^;)(伊藤さん、弘中さん)

ちょっと変えてしまいました。
アレンジを加えてしまいました。(^^;;
失礼いたしました。(伊藤さん)

自然とともに歩んでいらっしゃるんですね。(伊藤さん)

そういうことになってますね。(弘中さん)

ははは。(;^◇^)ノ(伊藤さん、弘中さん)

でも、弘中さんとしては、今回の夏?!今年の夏は、
ハラハラ、ドキドキの連続なんじゃないですか?(伊藤さん)

暑くて、フラフラしてます。(弘中さん)

暑くてフラフラしてるのは、私もフラフラしてるんですけどね。
なんか、そんな感じがしますけれども。
それとですね、今日は、もうひと方、ステキな女性にお越しいただいております。
一般リスナーということで、一般代表ということで、宮本ミカさん。(伊藤さん)

はい。(宮本さん)

こんにちは。はじめまして。よろしくお願いします。(伊藤さん、宮本さん)

という今日は3人で、お送りしたいと思うんですが、
え〜、今日は8月28日土曜日なんですけれども、
私も、ハッ!て思ったこと思ったことが1つあって、
実は、今日は、この気象予報士に関する記念日となってますよね。(伊藤さん)

そうなんですよ。
今日は、「気象予報士の日」ってなってまして、
私も、最近、知ったんですけど。(弘中さん)

最近、知ったんですか。(伊藤さん)

ええ。(弘中さん)

平成6年に、1994年に、第1回の試験があった日っていうことで、
今日が、8月28日が、
「気象予報士の日」というふうに決められたそうです。(弘中さん)

気象予報士の試験が行われた日なんですか。(伊藤さん)

最初の第1回目が行われた日なんです。(弘中さん)

あ、なるほどね。
試験に受かると気象予報士が誕生するので、
そういう意味で、そこで。(伊藤さん)

記念すべき第1回と。(弘中さん)

第1回目の気象予報士も誕生したんでしょうからね。(伊藤さん)

そうですね。(弘中さん)

そういう意味で、記念日なんでしょうか。(伊藤さん)

有名な森田さんが、失敗したとかって話題になりましたけどね。(弘中さん)

あ〜そうなんですか?(伊藤さん)

もう私、気象予報士っていうとですね、「なんとかジェンシェンガ〜」って
言っていた福井さんを思い出すんですけどね。(伊藤さん)

ふははは。(^▽^;)(^▽^;)(^▽^;)(一同)

思い出しませんか???(伊藤さん)

思い出します。(宮本さん)

けっこう、濃いいですよね。(伊藤さん)

ですね。(宮本さん)

あの記憶がね、今も残ってて、ときどき出るんですよね。(伊藤さん)

ははは。(^▽^;)(^▽^;)(^▽^;)(一同)

ウソですけど。
私が、ただ、カンデルだけですけど。(伊藤さん)

ははは。(^▽^;)(^▽^;)(^▽^;)(一同)

はい、という記念すべき日なんですよね。(伊藤さん)

そうです。(弘中さん)

なので、今日、弘中さん、ゲストなんですか?(伊藤さん)

そうなんですよ。(弘中さん)

ははは。(伊藤さん、弘中さん)

選ばれたんですか?(伊藤さん)

そうです。(弘中さん)

なんでこうタメるんでしょうかね。(伊藤さん)

いや〜、なに話そうかなと思って。(弘中さん)

いや〜えっ?!今、決めるんですか?
実は、でも決めてるんですよね。(伊藤さん)

全部、台本通りに進んでます。(弘中さん)

そうですね。
あの〜私、もうね、昨日からすごく気になっているんですけど。(伊藤さん)

例の・・・。(弘中さん)

例の・・・台風16号ですよ。
もうね、お伝えしながら、怖くなってくるんですけど。(伊藤さん)

そうですね。
怖さを感じてもらうってのが、まず、まず大切ですけれども、
この台風情報からちょっとお話しましょうかね。(弘中さん)

はい。(伊藤さん)

台風16号、チャバって名前付いてますけれども。(弘中さん)

チャバ?(伊藤さん)

チャバってなんだろ?って思うんですけど。(弘中さん)

なんか可愛らしい名前なんですけど。
似つかわしくない。(伊藤さん)

最近ですね、アジア名が付くようになりまして、
タイの言葉で、ハイビスカスって花の名前が付いてます。(弘中さん)

なんでそんなに可愛らしい名前なんですか?(伊藤さん)

各国からいろいろ名前を出して、国際的に決めたんですね。
今回は、チャバ。(弘中さん)

今回は、タイの言葉から来ているんですかね。(伊藤さん)

そうですね。()弘中さん

じゃ、もちろん、これ日本からも出すわけですよね?
こんな名前はどうですかって。(伊藤さん)

もう、出してあって、決まってますね。
何だったかな、クジラとか、あったような。(弘中さん)

クジラ?!
なんか、、、どうなんでしょうね。
大きいからクジラだったんでしょうかね?(伊藤さん)

ははは(^^;)σ(^_^;)(伊藤さん、弘中さん)

けっこう、名前を出すのは難しいらしくて、
ていうのが、日本ではものの名前でも、
他の国にいったら、なんか不吉な名前になったりとか、
あんまり公共にのせるとよくない言葉になってしまったりとか、
それぞれの国の事情があるので、
それでそれぞれ違和感がないかっていうか、
おかしくないかとか調査した上で決められたそうですけど。
なかなか大変だったみたいですね。(弘中さん)

そうですね。
確かに、なんか黒猫に前を横切られると、
日本では不吉な予感とか言いますけど、
海外ではね、なんかこう、
魔法使いが一緒に飼っている猫だったりとか、
あと幸せのシンボルというふうにもされてたりとかしますよね。(伊藤さん)

昔は、女性の名前がよく付いてましたけども。(弘中さん)

えっ、花子とかですか。(伊藤さん)

いやいや。(弘中さん)

ははは(^^;)(伊藤さん)

キャサリンとか、キティとか、ルース、カスリーン台風とか。(弘中さん)

なぜ、女性の名前なんでしょうかね?
デビットとか、マイケルとかじゃないんですかね。(伊藤さん)

あの、もともとはですね、
これはアメリカ軍が台風の命名っていうのをやっていまして、昔はですね、
アメリカでは船とか飛行機とかっていうものは、彼女のsheって呼んで、
彼女で、女性名詞付けたりするのが多いらしくて、文化的にですね。
で、もともと、なんで女性の名前になったかっていうと、
何番、何番っていう番号で呼ぶ言い方もあるんですけれども、
名前を付けることが多くて、何で女性の名前になったかっていうと、
グアム島とかに、米軍基地に来てまして、
本国に置いてきた妻とか彼女の名前を付けて呼び合ってたと。
予報官の彼女とか、好きな女性の名前とかを付けてたんですけれども。
あるとき、ある女性団体から、なんで女性の名前だけ付けるのかとあって、
女性名と男性名と交互に付けるようになったんですけれども。(弘中さん)

へぇ〜。(伊藤さん)

大きな災害をもたらしたものについては、
その名前が歴史的に残るようになってまして。(弘中さん)

でも、あんまり、災害のつめ跡とか残したくないですよね。
彼女の名前だったり、彼氏の名前だったり。(伊藤さん)

そうですね。(弘中さん)

はい。なるほど。でも、知りませんでした。
面白いお話ですね。
で、気になるのが16号なんですが。(伊藤さん)

はい、そうですね。忘れてましたね。(弘中さん)

忘れないでください。みんな忘れてないですよね?!(伊藤さん)

大型で非常に強い。(弘中さん)

「猛烈な」から「非常に強い」という表現に変わりましたね。(伊藤さん)

「猛烈な」っていうのは、年に2回か3回ぐらいしか、滅多にありません。
ない年もあるくらいで。
もう、本当に強い、強いっていうのが、風が強いっていうんですね。
台風の力も強いんですけれども、そういった恐ろしい台風です。
猛烈。。。
猛烈社員とかいう、浮かぶ世代の方もいらっしゃるかと思いますけれども。
我々は違いますよね?(弘中さん)

違いますよ。(伊藤さん)

今は、「非常に強い台風」です。
「非常に強い」っていうのも、非常に強いわけですから、大変危険です。
このまんま来ると大変なことになります。
ちなみに、平成11年の宇部空港が大きな被害にあったりとか、
各地でたくさん被害がありました台風18号、平成11年の台風18号のときは
「強い台風」で宇部に上陸しました。(弘中さん)

えっ!「強い台風」だったんですか?
あれで???(伊藤さん)

960で上がったんですけれども、今回、今からお話しますけれども、
まともに宇部の方に、山口県の方に来るとしたら、
大体960前後で、接近するんじゃないだろうか、
上陸するのではないだろうかと予想されてます。
今の段階では。(弘中さん)

はい。(伊藤さん)

だから、「非常に強い」から「強い」に変わるんだけれども、
強いっていうか、ちょっと弱くなったから大丈夫じゃなくて、
あの平成11年ときと同じぐらいの
強さをもった強い台風が来るんだと。(弘中さん)

いや〜記憶に新しいので、怖いですよね。(伊藤さん)

そうですね。(弘中さん)

あのとき、宮本さんは何か被害に遭われませんでしたか?(伊藤さん)

うちは、幸い何もなく、ガラスがちょっと1枚割れた程度で。(宮本さん)

えっ、何かあってるじゃないですか。
ガラス1枚割れてますよ。。。ゞ( ̄∇ ̄;)(伊藤さん)

いえいえ、車が、ダメになった方とか、
たくさん周りにいらっしゃったんですが、
うちは、そういう被害は、
もう、なく・・・そうですね、助かりましたね。(宮本さん)

ケガをしたりとか?(伊藤さん)

はい。もう、なかったです。
よかったです。(宮本さん)

よかったですよね。場所によっては、
それでケガをしてしまったりっていうのもありますからね。(伊藤さん)

私のおうちは、木が折れてしまったんですけど。
ま、でも、その程度で済んでよかったと思うべきなんでしょうかね。(伊藤さん)

あの、台風は、こういった情報によって、
あらかじめ来るかどうか予想できますから、
あらかじめ準備しておくことができますよね。
止めることはできないんですよね。(^^;)(弘中さん)

そうですね。もちろん。(伊藤さん)

祈ることはできても、(^^;) 止めることはできませんので、早めに非難する。
特に、今回まだ、はっきりした予想じゃないんで、
今の段階では、可能性があるとしか、ちょっと言えないんですけれども、
その平成11年のときと同じぐらいの強さの台風が来ますので、
かつ、あのときよりも満潮のときの潮位が高いんですよね。(弘中さん)

季節的に?(伊藤さん)

季節的に。当時、平成11年の当時は、350cm程度だったんですけれども、
今回は、4mぐらいきますので。(弘中さん)

うわ〜。夜ですね。
30日月曜日で、21時38分、404cm。4mですね。(伊藤さん)

そうですね。4mですね。
そのときに、もしもタイミングが合ってしまうと、
前回を越える高潮になる可能性があると。(弘中さん)

恐ろしいですね。(伊藤さん)

だから、前回、堤防を越えなかったところでも、越える可能性があると。
だから、今の段階では、あくまで可能性がある段階ですし、
その来るタイミングもはっきりしませんので、
早めに準備する、非難の用意をしておくとか、避難場所の確認しておくとか、
いろいろすることあると思うんですけど、また近づきましたら、
また、詳しい情報はお知らせしたいと思いますけれども。
今、台風の動きがですね、非常にゆっくりになってます。
動きが、近づく速度が、だんだんゆっくりになっていまして、
今日いっぱいぐらいは、ずっとゆっくりな状態が続くと思われます。(弘中さん)

だから、こんなにいいお天気なんですか?(伊藤さん)

そうですね。
今後、どうなるかというと、ちょっと西よりに傾いて、
そっから鹿児島の南のあたりで、
東に向きを変えて、北上してくると。(弘中さん)

なぜ、いきなりそこで東に向きを変えるのかがね、
不思議なんですけど。(伊藤さん)

ま、これ、いろいろ理由があるんですけれど。
言葉だけで説明するのは非常に難しいんですが、
上層の偏西風ってよく聞きますよね。その関係なんですけれども。
そのタイミングによって、四国とか紀伊半島にいく可能性もありますし、
ま、今年、四国、当たり年ですけどね。
また、四国にいっちゃうと、また、大変になってしまうんですけどね。
ま、こちらに来ても困るんですけれども。(弘中さん)

こちらに来る可能性もありますし、
山口県の西側を通る、対馬海峡の方ですね、あちらを通る場合もあると。
あちらを通った場合も、非常に危ないんですよ。
台風の右半分っていうのは、風も雨も強いと言われていまして、
平成3年の「りんご台風」ってマスコミで言って、
あのとき宇部でも停電が1週間ぐらい続いたところがありましたけれども、
あの風がものすごく強かった台風と
同じようなコースになってしまうと。(弘中さん)

もう昔の話に遡りますと、
昭和17年の周防灘台風っていうのがあったんですけれども、
このときも、同じように山口県の西側を通ってます。
大きな高潮にあって、過去最大の自然災害、被害が出まして、
ま、そういったコースでもありますので、西を通っても危ない、
当然、上陸しても危ない、一番、影響が少ないのは、
太平洋側をずーっと南側を通っていくと、四国の沖を通るようなことになれば、
比較的、雨、風ともに少ないだろうと。
まだ、その可能性もありますし、いつ進行方向を変えるかっていう、
そこがポイントとなっています。(弘中さん)

そうですね。
前回来た台風もいきなり方向を変えたような気がしますのでね。
まだ迷走する可能性もありますので。(伊藤さん)

そうですね。(弘中さん)

そのあたり十分に注意してください。
それでは曲を1曲挟みましょう。(伊藤さん)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※☆※
 ここで1曲。。。一休み
※☆※・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日のBOUSAIカフェは、
自然とともに歩む、日本気象予報士会理事の弘中秀治さんと
一般リスナーのゲスト、宮本ミカさんにお越しいただいております。
なんだかね、天気のお話って、
すごく身近で興味がありますよね。(伊藤さん)

そうですね。はい。(宮本さん)

お洗濯物で困ることとかないですか?(伊藤さん)

やっぱり、そう、仕事に出てるんで、干したまんま出かけたり、
今日は天気がいいなと思って、干したまんま出かけたら、
昼から実は雨が降って、洗濯物がダメになったりとかいうの、
ショックですよね。(宮本さん)

(ノ・v・)ノ凹 ┣凹━凹━凹┫オセンタク♪ :::( x_x)T:::アメダ!!☆<( ̄□ ̄;)>☆
ショック!!

ありますよね。
洗濯物って、まだ小さいから畳み込んで、もう1回っていうことできますけど、
これが布団だったら、なおさらショックですよね。(伊藤さん)

ですよね。(宮本さん)

ところで、
やっぱり、天気予報っていうのは常に気にされてますよね。(伊藤さん)

そうですね。気になりますね。やはり。(宮本さん)

そんな、気象予報士 弘中さんに、やっぱり、こう、一般の主婦として、
何か質問などないですか?(伊藤さん)

そうですね。
先ほど、お話にもありましたように、今日は「気象予報士の日」ということで、
実際、気象予報士になるには、どんな勉強をして、どんな試験を受けたら
いいのかなぁって思って、気になってます。(宮本さん)

私も気になります。(伊藤さん)

よく聞かれるんですけど、資料を用意していないことがありましたので、
今日は資料を用意して来ましたけど、
学科試験と実技試験ってのがありまして、学科試験っていうのは、マークシート。
マークシート試験で、2科目あります。(弘中さん)

まぐれで、私もやってみようかな。(伊藤さん)

5つの選択なんで。(弘中さん)

ダメですか。けっこう大変ですね。(伊藤さん)

確率的には。(宮本さん)

確率的にはね。(伊藤さん)

「予報業務に関する一般知識」っていうやつと、
同じ「予報業務に関する専門知識」っていう2科目です。
どんなことかっていうと、
中学とか高校の理科で天気のこととかやると思うんですけど
それを少し専門的にした程度のいわゆる理科。理科。理科。。理科。。。(^^;)
天気の大気の現象の科目とあとは法律ですね。法律。
例えば、警報とかは誰が出してもいいとか、いけないとか、そういったこととか、
気象予報士のできる範囲の、気象予報業務法ってあるんですけれども、
そういったものの法律の問題などが出ますね。(弘中さん)

ん〜。(伊藤さん)

今日はですね、過去問も持ってきたんですよ。(弘中さん)

うわ〜。(伊藤さん)

すごい。(宮本さん)

見てもなかなか難しいんで。あれなんですが。
そうですね、化学の時間に密度とかそういったのもやったことが、
あるかなぁ?ないかなぁ?とか思ったり・・・。(弘中さん)

はい。ありますけれども、大っ嫌いでしたね。(伊藤さん)

そういう難しいのもなかにはあります。
そればっかりではないですけどね。(弘中さん)

じゃあ、やっぱり、科学の知識っていうのが、
必要とされるんですか?かなり?(伊藤さん)

そうですね。
もちろん文化系のそういった法律の知識とか必要ですけれども、
基本となるのは、気象予報士っていうのは、
科学的に天気予報を行う資格なので。(弘中さん)

科学的に解明するんですね。(伊藤さん)

そうです。(弘中さん)

データ、データっていう1感じで。(伊藤さん)

空の雲の動きを見て、
ピピッとこう感じてやるものではないんですよ。(弘中さん)

私、それだと思ってました。(伊藤さん)

違うんですね。(宮本さん)

違うんですよ。
よく聞かれるんですけど、
空を指差して、今こうなっているから次どうなるとか。(弘中さん)

雲の動きとか、この雲が出てるからとか、風向きとか、
なんかそういうもので、
ピピッと感じ取るものなのかと思ってましたね。(伊藤さん)

そういった観天望気(かんてんぼうき)、観る、観察の「観」って書きますけど、
観天望気っていう分野もあるのはあるんですけれども、
気象予報士の試験には関係ありませんので。(弘中さん)

そうなんですか。(宮本さん)

あくまで完璧な試験ですね。
ただ、文化系の分野も必要とされてて、
さっき言った法律のこともありますけど、
実技試験っていうのがあって、実技試験っていうのは、
いろいろな科学的なデータを用いて文章で解答するんですよ。
100字以内で述べよとか、理由を述べよとか、
そういったものなので、ある程度、
文系の能力っていうのもあった方がいいです。(弘中さん)

いや〜大変そうですね。(伊藤さん)

難しいですね。(宮本さん)

だから難しいんだ。
ちなみに倍率ってどの位なんですか?(伊藤さん)

合格率がですね、その3科目全部通って、
今、平均で6.7%だそうです。(弘中さん)

6.7%〜〜〜。(伊藤さん)

狭き門ですね。(宮本さん)

ええ。100人受けて6人か7人ていう、なかなか大変ですね。
ただ、1発で通る人っていうのは、
やっぱ少なくて、大体3回ぐらい、年2回あるんですけど、
大体1年半かそこら掛かる方が、
平均して多いみたいです。(弘中さん)

ちなみに弘中さんは?(伊藤さん)

3回です。(弘中さん)

あははは。(^-^)(一同)

でも、立派ですよね。(伊藤さん)

いえいえいえ。
あの・・・なんとか。苦労して取りました。(弘中さん)

すばらしいと思いますが。
さあ、エンディングテーマがかかってきました。
ちょっとね、時間があっという間で、
もう、そろそろお別れの時間なんですけれども、
実は、今、災害写真パネル展を開催しているんですよね?(伊藤さん)

宇部市立図書館の展示室の方で、入ってすぐ右側になりますけれども、
災害写真のパネル展をやってます。
今回は、昭和17年周防灘台風のときの昔の貴重な写真が出てきましたので、
それを四つ切にしまして、パネルにしまして40枚ほど展示しています。
その他、平成3年、5年、7年、11年の災害の写真を展示しています。
それから、佐賀の竜巻災害に宇部から駆けつけたボランティアたちの活躍や
福井の災害に駆けつけたそういったものもあわせて183枚展示しておりますので、
ぜひ、ご覧になってみてください。9月5日まで。(弘中さん)

はい。9月5日まで、図書館で開催しております。
それからですね、いつもプレゼントいただいているんですが、
今回のプレゼントは?(伊藤さん)

今日は、気象に関連して、
気象庁のマスコット・キャラクター「はれるん」。(弘中さん)

「はれるん」っているんですか?
あら、えらいカワイイじゃないですか。(伊藤さん)

カワイイ。ほんと。(宮本さん)

このシールをプレゼントしたいと思います。(弘中さん)

はい。じゃ、欲しい方、ぜひ、こちらのFMきららまで取りに来てください。
さあ、そろそろ、お別れの時間です。
また、来週この時間にお会いいたしましょう。
弘中さん、宮本さん、今日はどうもありがとうございました。(伊藤さん)

ありがとうどざいました。(弘中さん、宮本さん)

それでは、さよなら〜♪ヽ(*゜∇゜*)ノ~*:・'゜☆ (伊藤さん)

日本気象予報士会
http://www.yoho.jp/

日本気象予報士会西部支部
http://ww5.tiki.ne.jp/~hironaka3/

気象庁/気象予報士(Certified Weather Forecaster)について
http://www.kishou.go.jp/minkan/yohoushi.html

(財)気象業務支援センター
http://www.jmbsc.or.jp/

以上、ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-08-28)でした。