2004年度 過去の放送内容 BNUメールマガジン・バックナンバー

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♪ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-11-13)♪
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今日11月13日(土)のパーソナリティーは、
FMきららの井上和章(a.k.a.カズ)さん。
ゲストは、フジグラン宇部サブマネージャーの野瀬学さん。
ナビゲーターは、NPO法人防災ネットワークうべの三浦房紀理事長でした。

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■今日のテーマは、
「大型商業施設における防災への取組み」です。
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今日のお相手は、(カズさん)

防災ネットワークうべからは、理事長の三浦がお相手
さしていただきます。(三浦理事長)

そして、私、井上和章と、今日もゲストの方、お招きしておりますが。(カズさん)

ご紹介します。フジグラン宇部のサブマネージャーを務めて
いらっしゃいます野瀬学さんです。どうも、こんにちは。(三浦理事長)

こんにちは。(カズさん)

こんにちは。(野瀬さん)

よろしくお願いいたします。(カズさん)

よろしくお願いいたします。(三浦理事長)

お願いします。(野瀬さん)

たった今、フジグラン・ウォーキングFM、終わりました。
お世話になっております。(カズさん)

いつも、お世話になっております。(野瀬さん)

野瀬さんは、番組とも何か関係があるんですか?(三浦理事長)

そうですね。私が、準備とか、机出したり。あれを指揮してます。

ありがとうございます。(カズさん)

片付けも指揮して。(野瀬さん)

あっそうなんですか。(カズさん)

中身は、入ってないですけどね。ほとんど。
たまに出ることはあります。(野瀬さん)

そうですよね。(カズさん)

じゃあもう、こういう番組は、慣れていらっしゃる。(三浦理事長)

いや、とんでもない、あがり症でして。(野瀬さん)

え?!そんなふうには、見えませんがね。(カズさん)

落ち着いた感じで。(三浦理事長)

今日は、野瀬さん、お越しいただいたということは、
どういう話になるんでしょうか。(カズさん)

実はですね。
野瀬さんがサブマネージャーをしていただいている「フジグラン宇部」。
こちらは、防災ネットワークうべのですね、法人会員でいらっしゃるんですね。
それで、いつも会議とか勉強会があるときには、代表して野瀬さんがいらっし
ゃると。で、そのなかで、お話を聞いてますとね、ぜひこれは1度、
ラジオで体験談をお話していただいた方がいいんじゃないかということで、
今日は来ていただきました。(三浦理事長)

体験談、と申しますと。(カズさん)

じゃあ、高知の話から伺いましょう。(三浦理事長)

そうですね。私、10年ほど前に、高知に赴任しまして、5年間ほどおったわけ
ですけれども、そのときに大水がでまして。
軒下ぐらいまでだと思うんですが。(野瀬さん)

軒下!?(三浦理事長)

2,000軒ぐらい浸かったことがあるんですよ。(野瀬さん)

それは、台風とかではなくて?(カズさん)

台風の影響で前線が刺激されて大雨、集中豪雨があって、
ある川の堤防が1つ決壊したと。そして、こないだもニュースに流れましたよね。
台風の被害で堤防が何ヶ所も切れたじゃないですか。ああいう状態になっ
たわけです。(野瀬さん)

あの、それは高知市の東側になるんですよね。(三浦理事長)

そうですね。鏡川の支流の。場所は、町名は忘れたんですけど、
南国市のちょうど高知側という形で、あっこら一帯が、
全部浸かっちゃった時期がありました。(野瀬さん)

あ、そういえばですね、私、今年かな。高知に行ったときにですね、
そのときの写真を見せてもらいました。ほんとにずーっと水浸しって言いますか、
なんか海のようになってました。(三浦理事長)

そうなんですよ。本来の景色では、海岸線が見えるんですけど、
その高台から。(野瀬さん)

海の近くなんですか?(カズさん)

そうです。そうです。その海につながっとるわけですよ。その足元から。
水がつかっとるところを見ると、ずーっと海が広がったような格好になって、
海があると。(野瀬さん)

どこまでが海か分かんないですね。(カズさん)

境が分からない。。。あの、高知に行かれた方は、ご存知かと思いますが、
はりまや橋ってありますよね。
これ、あの高知市の真中にあるんですよね。(三浦理事長)

そうですね。(野瀬さん)

それで、よく出ますよね。桂浜。坂本竜馬が太平洋を眺めているという、
あそこは、ずいぶん離れているんですね。市街地から。
10kmぐらいあるんじゃないですかね。(三浦理事長)

ありますね。(野瀬さん)

で、その桂浜のあるところがちょっと狭くなって、その浦戸・・・。(三浦理事長)

浦戸湾。(野瀬さん)

浦戸湾ですね。そこからずーっと中に入ると広くなってるんですね。
海がですね。その浦戸湾に流れ込んでいる川。(三浦理事長)

そう。それが、まあ、鏡川言うんですけれども。鏡川の支流ですね。
それが1つ決壊したと。(野瀬さん)

でねぇ、その、実は、紀貫之の土佐日記ってあるでしょ。あの頃は、今の
高知市は、ほとんど海だったんですよ。だから、ちょうど1,000年ぐらい前なるん
ですかね。(三浦理事長)

もとに戻っちゃった形ですよね。(カズさん)

そんな感じでしたね。(野瀬さん)

じゃなんか、家とか流されたりとか?(カズさん)

家が、流れたんはないんですけど、軒まで浸かってるわけですから、
2階に全部荷物を上げられる人は上げて、2階の手すり言うか、
窓から助けを呼ぶ。そして、消防が、ゴムボートとか船外機つけたボートで
助けに行く。(野瀬さん)

なんか今年よく見た風景そのもので、(カズさん)

そうそう、その通りなんですよ。あれを見てまた思い出したんですけどね。
で、こう、車が、こう、プカプカ流れてくるわけですよ。ほんとに車がね、
トランクが大体浮くから、トランクだけが、ポッコリ。立って流れてくるん
ですよ。(野瀬さん)

立って流れて?!(三浦理事長)

横でないんですよ。流れるのは。(野瀬さん)

タチ魚のように立って流れてくる?!(三浦理事長)

そうそう、立って流れてくる。トランクが上で浮きの代わりをして、エンジン重たい
から下に下がるでしょ。そういう状態で流れてくる。で、水路の抜けるところ行っ
たらね、3台も4台も重なってるわけですよ。(野瀬さん)

重なってる?(カズさん)

車が。(野瀬さん)

それだけでも、深さがあるってことですよね。(カズさん)

そういうこと。そういう深いところは、3m、4mあると。家が建っとるような高い
ところでも軒まで来たと。道路から行ったら2mぐらいから水位があったと思う
んですけどね。(野瀬さん)

けが人とか死者も出たんでしょうね。(カズさん)

そのときの新聞で見たのは、2名亡くなってましたね。あの、道路を水があったら
マンホールがあいとっても分からんじゃないですかね、それに落ち込んで亡くなら
れた方が2名いらっしゃたと思うんです。(野瀬さん)

多分、これ、浸水でマンホールの中から、まずボーンと水が吹き上がって
蓋がどっかに行って、あいたままのところに浸水してどこにマンホールがあるのか
分からなかったってことなんでしょうね。(三浦理事長)

そういうことだろうと思いますね。(野瀬さん)

その中に落ちてしまったんですね。お店は大丈夫だったんですか?(カズさん)

ありがたいことに、私どもの店は西側にありまして、あの地盤的にはよく大水に
浸かるところなんですが、なにぶん私どもの店の近くの川は氾濫していませんので、
私どもの店は、どうもなかったわけですけれどもね。(野瀬さん)

野瀬さん、そのとき、決壊したときは何をしてらっしゃたんですか?(カズさん)

そのときは、グラン高知言うんですけれど、フジグラン高知の課長を
しておりました。ですから、どう言ったらいいですかね、ここの番組で言うのも
なんですけど、バラエティー課長言うね、コメディアンのような課長をしよった
わけです。(野瀬さん)

バラエティー課長っていうのがあったらおもしろいですね。(カズさん)

昔の組織で言いますと、SM課長言うんですね。(野瀬さん)

え?(カズさん)

で、衣料課長、バラエティー課長と。衣・食・住、それぞれがそういう呼び名で
あったわけなんです。(野瀬さん)

いっ、今、SM課長って言われた?(三浦理事長)

スーパーマーケットの。食品課長。(野瀬さん)

あ〜。(三浦理事長)

びっくりしましたね。(カズさん)

びっくりしました。(三浦理事長)

びっくりしました。(カズさん)

だから、あの、スナック行って名刺を出すのが嫌でしてね。(野瀬さん)

出したくないでしょうね。(カズさん)

ちょっと、もうちょっと名前変えたほうがいいですね。(三浦理事長)

そうでしょ。私もそう思います。今は、名前が変わってます。(野瀬さん)

変わってますか。よかったですね。(カズさん)

よかった。よかった。(三浦理事長)

で、ちょうど決壊したときには、お店いらっしゃたんですか?(カズさん)

そうです。そのときは、たまたまですね。お店が終わって、
ちょうど10時頃から決壊したような状況やったらしいんですけど、これは新聞で
見たんですよ。で、ちょうど部下の送別会ありまして、ちょうど街中にそこに行っ
とったわけですよ。(野瀬さん)

浸水がひどいところですか。(カズさん)

そうそうそう。(野瀬さん)

街中の方にね。(三浦理事長)

まあ、飲み屋さん言ったらだいたい商店街の裏側になるところにあるんですけど
そこでやっていたわけですよ。11時頃になって店の人が出てくださいって言われ
たんですよ。どうしたんです?って言ったら、もう商売できませんって。で、ちょっ
と外を見ますとね、もう、今までアーケードの帯屋町っていうのがあるんです
けど、商店街が。その中を、水が50cm位、川のように流れるわけです。
こりゃ大変だということで、そりゃもうおっしゃる通りに、もうすぐに引き上げて、
早々に。みんな、団体行動で15人ほどおりましたけどね、それがもう靴脱いで、
靴下脱いで。(野瀬さん)

酔ってらっしゃるんでしょ?(カズさん)

酒飲んだり、飲んでますけど、みんなが膝まで浸かってね、タクシーが来る大通り
まで、水のない、歩いて。1時間ぐらい歩いたと思いますよ。そうやって、その日
は、
出た直後ですよね。そうやって帰って、次の日、新聞を見ると大変なことになって
るというゆうのが分かりまして、さっそく休みの男の子らを召集しまして、水がまだ
若干引いてないところがあったんですけど、幸い朝には堤防の方も雨も止んでま
したし、水が出なくなったんで、土嚢を積んでね。で、あと、水が引いていくにつれ
て、ゴミがね、街中の道路に出っぱなしになっとるわけですから。(野瀬さん)

すごいでしょうね。(カズさん)

ええ。それを片付けるのに10人ほど男の子がおりましたんで、休みの子を連れて
行った経験があります。(野瀬さん)

ボランティアされたんですね。(三浦理事長)

ええ。ま、要は、ドカタの仕事ですよね。ドカタと言いますか、トラックに荷物を
ゴミを積んでいく。そういうような仕事を2日間ほどやりました。(野瀬さん)

2日も。(三浦理事長)

はい。私は、1日でリタイヤしたんですけれど、若い人、やはり若い氏は2日間
やってもらいました。(野瀬さん)

でもなんか、何かしなきゃいけないっていう衝動に駆られるでしょうね。
そういうひどい状態だったらですね。(カズさん)

その通りですね。あの、うちの店の方は、幸い被害がなかったから、そこの
ところのね、地区の人の状況を見ますと、ほんとにこれは何か手伝ってあげ
なくちゃいけない、何かしてあげなくちゃいけないいう、その気持ちになるん
ですよ。その現場見ますと。車も通れん、自転車も通れんような状況ですか
らね。布団は流れてきとる、タンスは流れてきとる、もうどれがどれやら分か
らんような状況ですから。それをまず、道路を通せれるようにせないかん
ゆうて、高知市がボランティア募りまして、それになんせ参加しようという
ことで。(野瀬さん)

それまで、ボランティア活動ってのは?(カズさん)

正直、無関心でした。(野瀬さん)

でも、その場になると、やっぱり何かできることやるっていう、、、(カズさん)

そうですね。(野瀬さん)

そんな気持ちになるんですかね。(カズさん)

もう、ほんとに市民の方々もほんとに一生懸命に1日、汗流して。
手ぬぐいと軍手と、それから持っている人は地下足袋とか長靴とか、そういうふう
な物をかたちでね、作業着を着て、もう、ほんとに主婦の方までみんな参加して、
自分とこの地区からね、順番にこう全部道路を片付けよういうような形で、活動さ
れてましたね。(野瀬さん)

なんか今の地震のね、新潟県もそうですけれど、なんか起こったことで、ずっと
落ち込んでいてもしょうがないですが、もう次にかかっていかないと生活ができ
ないですもんね。(カズさん)

そうですね。(野瀬さん)

で、今ちょっと地震の話が出ましたけどね、フジグラン高知は随分丈夫な建物を
作られたっていうふうにちょっと先程、聞きましたけども。

これはですね、私がですね、たまたま開店メンバーでして、開店の最初のメンバー
に入って、課長をしておりましたんで、鹿島建設の人とに聞いたんですけど、
あそこの立っとるところは、沼地やったらしいいんで、昔。先生がおっしゃるように
ね、
湾やったわけですよ。で、普通の建物なら10mくらい基礎打ったらすむんですけど、
行けども行けども岩盤がないんだということで、40mぐらいの鉄管を、基礎のね、
400本、あの下に打ち込んでおるんですよ。(野瀬さん)

すごいことですよ。(三浦理事長)

そうなんですか。(カズさん)

こりゃすごいことですね。ちょっと試算したら、先程、それだけで4億円っていうこ

でしたね。(三浦理事長)

1本打つのに100万かかりました。(野瀬さん)

うわぁ〜〜〜。(カズさん)

それは、その帳面上のあれかもしれないんですけれども、そういうふうに私は聞い
てます。(野瀬さん)

だから、その話を先程、聞きましてね。高知市でもし地震に遭えばフジグランは
ちゃんと建物は残っているなぁと。(三浦理事長)

避難所になるかもしれないですね。(カズさん)

そうですね。それも、地区のね、朝倉地区のそのちょうど住民の方と集会所が
あるじゃないですか。で、交流もあるわけですよ。そのときにやはり大水が出た
とき、なんかの災害があったときには、その地区の人はですよ、うちを集合場所
にしてますから。(野瀬さん)

ああ、そうなんですか、やっぱりそうなんですね。
ありがたいですね。そういう建物があるっていうのはですね。(カズさん)

じゃあ、ここで1曲、、、(カズさん)

そうですね。(三浦理事長)

お送りいたしましょう。(カズさん)

1曲聞いて、そして、今度、宇部の話をいろいろお聞きしましょう。(三浦理事長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※☆※
 ここで1曲。。。一休み
※☆※・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ようこそBOUSAIカフェ!」、この番組は宇部市の委託を受けて
NPO法人防災ネットワークうべの提供でお送りしております。(カズさん)

そして、今日は、フジグラン宇部サブマネージャーでいらっしゃいます野瀬さんを
お招きしております。(カズさん)

さあ、後半。(カズさん)

今年は、たくさん台風が宇部にも来ましたけれども、そのときのお話を
少し。(三浦理事長)

16号は、まあ、たいしたことはなかったんですけども、18号に大変やられましたね。
うちも被害相当でました。で、あのときに、お客さんがですね、もう朝並んどるわけ
ですよ、玄関に。もう、こっちは、店開けようか、開けまいかと判断の途中だった
わけですけど。これもう、お客さん、吹きっさらしにおいとくわけいかんなぁ思っ
て、
開けたわけですけれども、そうこうしよったら停電になりまして、全部電気が落ち
て。
うちは、もう幸い自家発電というのがあるんですけれども、ただ全部の電気を
まかなうだけの発電量がないわけです。ですから、いろんなものを間引いて、
まあ動かさないかんもんだけ、きちっと動かそうということで、照明を1/3ぐらい
つけて、冷陳は稼動して、まあ、にも営業したわけですけどもね。お客さんも、
朝一は来られましたが、昼間ひどくなったら、もう誰も来んなって、帰るに帰れ
んような状況になりましてね、で、もう、お客さんの方も、もう、こっちにおった方
が安全やろと、周り見たら全部停電してるし。(野瀬さん)

家帰っても停電ですからね。(カズさん)

ええ。ほんとそんな状況の中でですね、なんとか営業はさしていただいたんで
すけれども、満足なことはできんですよね。でもね。(野瀬さん)

停電になりますとね。(三浦理事長)

雨風をしのげる場所を提供していただいただけでも、たぶんお客さんも、よかっ
たんじゃないですか?そのまま帰るっていうのも大変でしたしね。(カズさん)

まあ、そうですね。朝一で40名ぐらい。買い物はすぐ終わるじゃないですか。
そしたらモールのところのベンチにみなさん座られて、帰るに帰れんないう話を
しよるわけでしてね。で、まあ、食べ物は、まあなんとか出せれるような状況に
してあげたんですけれども、まあ、正直、あの半日ほどの時間は、うちの中で
いっしょにすごしたような状況ですね。(野瀬さん)

あの、宇部市内はですね、けっこう場所によっては停電が長引きました
よね。(三浦理事長)

そうですね。(野瀬さん)

そうすると休んでいる店がけっこう多かったじゃないですかね。(三浦理事長)

そうですね。まず、小売業の使命いうのが、従業員の安全をまず第1には
考えないかんのですけれども、正直、うちの場合、朝一に、一番にもうお客さん
が避難所として立体駐車場の方に車を隠すような格好で止められてる。実際に
海岸端の人は、車、危ないですよね。自分の平地に置いとったら。いうことで
立体駐車場の方に、風除けもあるし、そこに入れられて、たぶん避難して来たん
だろうと思うんですけども、そういう状態で待たれてる。で、時間が来たら開けてく
れって言っている。じゃもう、開けざるを得ない状況だ。入れてあげて。1人入れ
れば、我も我もで、来られたと。まず、小売業は、やはり、その営業を予定通り
すると、してあげるということを、まず、大前提に考えてます。私どもは。(野瀬さ
ん)

ただ、災害のときに一番確保したい食料とかね、そういったものは店に行かな
いとないですからね。でも、どこも開いてない、何も食べれないじゃね。(カズさ
ん)

普段の状況でしたら、買い物に来れるのが当たり前であって、これが状況にも
よるんですけれども、その極力、営業をきちっとしてあげるていうのが我々の
使命じゃないかなっと思ってます。(野瀬さん)

先程、ちょっとお聞きしましたら、2001年でしたかね、芸予地震がありましたよね。
その地震もなんか体験されてるんだそうですね。(三浦理事長)

そうですね。そのときは、私、今、四国中央市っていうところなんですけど、
川之江という紙の町に店長でそちらの方におった時期でして、そのときにやはり
その特に今治地区の方がひどかったんですけど。(野瀬さん)

ええ、地震の被害ひどかったですね。(三浦理事長)

そのときにフジとしては、やはり必需品、これをなんとしても販売するんだ
ということで、店頭にね、お水を出したり、出してあげたり。紙とかタオルとか
そういうふうな物、それから肌着、こういったものを出してあげて、すぐに買って
いけるような形で対応して。で、また一部は、水とかはただであげたりね。
したような、要は、今のボランティアっていうか、災害の支援物資、救援物資やっ
てますけれども、実はうちれでも。そんなことも一部しました。(野瀬さん)

やはり、もしですね、今年は、停電っていう被害が宇部はあったんですけれども、
また、違う形でいろんな被害があった場合には、やはり地域の人の生活を考えた
ことをしていただけると。(三浦理事長)

そうですね。まず、あの私どもで考えないかんのは、お客さんが来て買い物でき
る状況をつくってあげるということ、そして、まあ、何が優先するのかはそのとき
時点で分かりませんけれども、その極力お客さんのニーズ、要望に対して答え
てあげれる状況をつくるというのが私どもの使命だろうと思ってます。(野瀬さん)

何かお話聞きますとね、野瀬さんは、いろんなところで災害に
遭われて、、、(三浦理事長)

実は、災害男とも言われています。(野瀬さん)

雨男ってのは、聞いたことありますが、災害男ってのはありがたくない
称号ですね。(カズさん)

そうなんですよ。行くとこ、行くとこでですね、何かあるんですよね。(野瀬さん)

でも、ある意味、心構えというか、いろいろな体験の中で、得た知識とか、
やらなきゃいけない、、、(カズさん)

そうですね。そのときに現場、やはり見て、すぐに判断して、こういうふうに
してあげたらいいだろうと。その地域の人たちに何かしてあげれることはないか。
いろんなこと、自分なりに日々考えることありますね。(野瀬さん)

あの、サブマネージャーという、今、立場でいらっしゃいますけれども、
基本的には、今の宇部のフジグランは、野瀬さんが責任をもって
取り仕切ってらっしゃるんですか。(三浦理事長)

まあ、そうですね。仕切ってるっていう言い方が一番正しいんかどうかは
分かりませんけれども、建物であったり、設備であったり、そういった営業時間
であったり、そういったものはすべて私がやってます。(野瀬さん)

いろいろ全部判断して、決断されてるわけですね。(三浦理事長)

そうですね。(野瀬さん)

じゃあ、まあ、そういう人がですね、非常に災害の経験をたくさんお持ちって
いうことは、心強いですね。(三浦理事長)

そうですね。災害ないにこしたことはないんですが、経験の中で、もし、何か
あったときに頼りになるサブマネージャーですよね。(カズさん)

そうですね。(野瀬さん)

あの、でも、あれでしょ?そういう台風にしても災害にしても、今まで経験されて
おうちがあって自分の家も心配ですよね。(カズさん)

これ、あの、私、松山に家があるんですけれども、松山いうとこは災害のほんとに
少ないとこなんですよ。あの、台風が来とっても、風が吹かない、雨だけが降って
くる。(野瀬さん)

天国みたいなとこですね。(カズさん)

三方、山に囲まれてますから、北西から吹くときだけ、海からの風になるから
風が吹くだけで、あと西も東も南もすべて高い山、四国山脈ありますから、
風は全くほんと吹かないです。海岸端は別ですけどね。ですから、非常に
災害は今まで過去に先生もたぶん記憶ないと思うんですけど、松山って
いうのは、災害を受けてない地域なんですよね。(野瀬さん)

えーっとですね、いや、確かね、1905年の芸予地震のときに被害が出た。
100年前まで。(三浦理事長)

100年前。。。(カズさん)

それは、私もまだ生まれないです。体験はしてないんですけれども。
ただ、住んでみて、やはり風の少ないとこいう印象はありますね。(野瀬さん)

でも、ご自身は、いろいろと体験されて。(三浦理事長)

そうですね。たまたま会社に入って、そういう職責におるもんですから、
そういった地域でたまたま災害に遭うというような形で、そのときに何を
するかいうことを、まあ、自分で考えて、部下もおりますので、その部下が
時間があれば一緒になって、一緒に行こうと、いうようなことを経験してき
たわけです。(野瀬さん)

まあ、あの、今年は10個の上陸ですよね、台風。そして、新潟県の地震も
ありましたし、ま、宇部はあんまりね、最近は地震もないっていうか、そんなに
揺れてないみたいですけども、やっぱりあの油断できないですよね。たくさん
の知識とか、また、フジグランでサブマネージャーとして活躍されてらっしゃ
る野瀬さんですね、いらっしゃったら非常に心強いですね。(カズさん)

心強いですね。(三浦理事長)

また、何かありましたらよろしくお願いいたします。(カズさん)

そうですね。建物が建ってれば、避難所にも利用していただきたいですし、
なんにでも使っていただければ結構だろうと思っております。(野瀬さん)

で、あの、
わがままなんですが、プレゼントをなんかいただけるみたいで、、、(カズさん)

そうですね。フジのあのBBであります、味噌でも。お味噌は、誰がもらっても
使うでしょうから、10名様、プレゼントいたします。(野瀬さん)

ありがとうございます。プライベートブランドの味噌があるそうですので、
今日はちょっとまだ、、、(カズさん)

持ってきてはないんですけれども、明日にでも。(野瀬さん)

よろしくお願いいたします。そのときにまた、お知らせいたします。(カズさん)

「ようこそBOUSAIカフェ!」、この番組は宇部市の委託を受けて
NPO法人防災ネットワークうべの提供でお送りいたしました。(カズさん)

お相手は、井上和章と、(カズさん)

三浦房紀と、(三浦理事長)

野瀬学でした。(野瀬さん)

はい。どうもありがとうございました。(カズさん)

ありがとうございました。(三浦理事長)

それではまた来週、お会いいたしましょう。(カズさん)

さよなら〜♪ヽ(*゜∇゜*)ノ~*:・'゜☆(一同)

株式会社フジ
http://www.the-fuji.com/

以上、ようこそBOUSAIカフェ!番組レポート(2004-11-13)でした。